メインストリートの縦断調査

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宮崎市
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(一名オキナヤシ)はヤシ科の植物の中で寒さに最も強く、カナリーヤシとともに露地栽培が可能なことが分かり、戦後、南国宮崎のシンボルとして街路樹などに広く植栽され、洋風庭園にも見かけられるようになった』と紹介されています。
  まさに宮崎を象徴する街路樹として、今では宮崎市内のいたる所で中央分離帯にその高さとトロピカルムードを誇り、県民に親しまれています。

 この街路樹景観は、橘通り2丁目付近になると、中央分離帯のワシントンヤシは変わりませんが、左右歩道寄りは、ツバキが植えられています(
p2の771)。このツバキは、橘橋のたもとまで続いています。

 車で走りながら見た限りでは、宮崎で生け垣や街路樹に多く使われているサザンカではないかと思いましたが、近寄って見ると、花がそのまま下に落ちており、ツバキというラベルも立てられていました(p2の767)。

 
ツバキとサザンカは、ともにツバキ科の常緑樹でよく似ています。 園芸品種も多く、ツバキとサザンカが自然交雑して生じたハルサザンカという雑種もあるそうです。
 花が平開し、花びらがばらばらに散るのがサザンカ、筒状の花が花のままポトッと落ちるのがツバキです。

789 同アーケード内の植物 03.1.21

 街路樹の調査順は、まず220号線・橘通りを南に向かうことにします。

 写真(4958)は、デパート前から220号線・橘通りを南方向に向けて撮影したものです。
 中央分離帯は、ワシントンヤシ(属名からワシントニアパームと呼ぶ人も多い)、左右の歩道側はアーケードのため、街路樹はなく、ポットに草花が植えられている程度です。

 789は、同地点のアーケード内を参考までに撮映しました。

 ワシントンヤシは、普通の植物図鑑には記載されていません。
 30年も前ですが、「宮崎の植物(宮崎大学教授平田正一編・宮崎日日新聞社・昭和52年6月)」には、『ワシントンヤシ

4958 ワシントンヤシ中央分離帯 橘通3丁目 04.1.9

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