今度は、橘通りデパート前から10号線を北に向かう縦断街路の街路樹調査です。
まず出発点として、市街地中心のデパート前から10号線(橘通り)を北向きに撮影しました(779)。
中央分離帯はワシントンヤシですが、左右歩道寄りはクスノキです。宮崎市中心市街地の最も多い街路樹のパターンです。
このパターンが江平五差路まで続きます。
江平地区から北、宮崎神宮駅までの10号線江平通りは、中央分離帯がワシントンヤシからサザンカ(ツバキ科ツバキ属)に変わります。
220号線で見慣れたワシントンヤシとフェニックスは、ここから北では見あたりません。
江平から一の鳥居をくぐって宮崎神宮に行く道路神宮参道も、ヤシ科のものはありません。
トロピカルムードは意識的に一の鳥居までという演出でしょうか。
ここのサザンカは、写真604に見るように、樹形を綺麗に刈り込んでいますので、花期以外でも結構良い景観を構成しています。
江平五差路から北の10号線は、橘通りといわず江平通りというようですが、ここは左右歩道寄りにハナミズキが植えられています。
落葉樹なので、冬は写真1010のような状況です。
あらためて春に花の写真を撮りましたが、ここはアーケード内ですから水や日光は十分なのかいささか心配です。
おまけに、年末になるとイルミネーションの飾り付けに利用されて街を美しく飾っていますが、植物としては迷惑かも知れませんね。
1694 ハナミズキ 江平通り 03.4.14
779 クスノキとワシントンヤシ 03.4.14
1010 ハナミズキ 03.2.17 江平通り
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