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八重川を渡ると、中央分離帯のワシントンヤシは変わりませんが、左右歩道寄りの街路樹は、ピラカンサ(トキワサンザシ)とコブシ(モクレン科ホオノキ属)に変わります。
ここの景観の美しさは、多くの県民のお馴染みのものではないでしょうか。
ピラカンサは、花は真っ白、果実は真っ赤、コブシはもちろん真っ白で目立つ花です。
クロガネモチは八重川まで続きます。クロガネモチは宮崎の街路樹として多く使われていますが、ここのクロガネモチは見応えがありました。
真っ赤な実の美しい街路樹です。宮崎ではイモグスともいうようです。
クロガネモチは、「宮崎の植物」(平田正一教授編・宮崎日日新聞社)によると、『古くから庭園樹として植栽され、老大木として銘木に指定されているものが数多く見られる』と紹介され、宮崎神宮東参道(神宮駅前)の並木の美しさが特記されています。
クロガネモチの果実は、赤熟するのを待って、12月にあらためて撮影しました(写真4472)。
4472 クロガネモチ 03.12.3
734 八重川以南 左右はピラカンサとコブシ 03.1.16
1683 中村通りの重層の街路樹 03.4.14
4474 ニシキギの紅葉 03.12.3