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高千穂通り以南
縦断調査が橘通りの中心部から始めましたので、横断調査も同様、デパート前から調査します。
写真776は、橘通りデパート前から宮崎駅方面へ高千穂通りを撮ったものです。
この通りは、ご承知のとおり、左右歩道が広く、多種類の噴水やベンチなども配置され、散策のためのゆとりある道路です。
この高千穂通りは、中央分離帯には大きな街路樹はなく、左右はクスノキという標準的な街路景観を呈しています。
クスノキ(クスノキ科クスノキ属)は、暖地の照葉樹林の代表種で「宮崎市の木」に指定されています
中央分離帯は、低木の植え込みになっています。
この植え込みには、カンツバキまたはサザンカ(ツバキ科ツバキ属)が低く仕立てられています(787)。
部分的にはサツキ、ツツジ、ツゲ、ハマヒサカキなどもあるかも知れませんが、なかなか中央分離帯に近づけないのではっきりしません。
中央分離帯に近づくことの困難さは、街路樹調査で大きな障害になりましたが、どうしょうもありません。
多くは望遠撮影で推定するしかありませんでしたので、私の街路樹調査では、中央分離帯の植物はいささか当てにならないかも知れません。 機会をつくって調べたいと思ってはいますが…。
787 高千穂通り中央分離帯 カンツバキ 03.1.21
786 高千穂通りのクスノキ 03.1.21
次に、橘通り及びその延長線を東西に横断する主な道路の街路樹を調べることにしました。
いわば、縦断調査に続く横断調査です。
776 高千穂通り 左右クスノキ、中央カンツバキ 03.1.16