メインストリートの街路樹(横断調査)

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高千穂通り以南

 旭通りをさらに東に進み、小戸橋〜昭和町の道路(昭和通り)との交差点付近まで来ると、中央分離帯にワシントンヤシが見えてきます(815)。
 日豊本線を境目に、旭通りという街路名が旭東通りとなるようです。左右歩道寄りには街路樹はありません。
 このパターンが宮崎港付近まで続きます。

 話がややそれますが、最近道路整備が進んでいる宮崎市東部の新しい道路、日豊本線東側の宮崎港、みやざき臨海公園、阿波岐原、シーガイアなどの一帯は、ワシントンヤシ、ビロウなどの街路樹が計画的に植栽されているようですので、宮崎市東部郊外編として別途調査しております。

  旭通りとは逆に、橘通り市役所前を松橋通りに入ると、オルブライトホール横にかけて、ホルトノキ(ホルトノキ科ホルトノキ属)の並木があります(765)。
 オルブライトホールの周囲に生け垣として植えられたように見えましたが、その先、暫く行くと松橋1丁目あたりからは、両サイドにかなり成長したホルトノキの並木が中小企業会館前、さらに高松通り交差点近くまで続いて、ホルトノキ並木を形成していました。
 写真811は、割烹魚よしの前の道路を撮ったものです。
 特に珍しい木ではありませんが、クスノキやクロガネモチの多い宮崎の街路樹としては新鮮に写ります。
 ホルトノキは、県立宮崎西高校前や小戸橋南詰めなどの並木にも一部使われています。その後、近郊の町にも多いことが分かりました。
 一見ヤマモモの葉に似ていますが、裏面側脈腋(みゃくえき)に膜状物があるので、区別できるといいます。
 しかし、それよりも、多くの葉の中に必ず1〜2枚の赤い葉が混じっているのがホルトノキを見分ける手っ取り早い方法だそうです。

 

 古い葉が順次赤くなって落ちるようです。そういえば、原色牧野植物図鑑にも、確かに1枚の赤い葉が描かれています。

811 松橋通り 左右ホルトノキ 魚よし前 03.1.30

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765 市役所オルブライトホール横のホルトノキ 03.1.16

815 ワシントンヤシ 旭東通り宮崎港近く 03.1.30

3039 ホルトノキの花 03.7.23