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2087 イチョウ 03.5.6

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宮崎市
西部郊外の街路樹

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 バイパスは、生目地区、東九州自動車道宮崎西ICを過ぎるころから、快適な道路になりますが、高速道との立体交差近くの富吉付近に、短い区間でしかも片側ですが、イチョウ並木(イチョウ科イチョウ属)があります(1066)。
 
 街路樹としてのイチョウは、看護大前に本格的な並木がありますが、宮崎市ではあまり見かけません。
 写真の前方が宮崎市、後方が高岡町です。

 この地点から後ろを振り返ると、高速道をくぐる10号線の両サイドに、ナンキンハゼ(トウダイグサ科シラキ属)の並木が植えられているのが見えます。 ナンキンハゼはかなりの成木で、下部にはサツキツツジ、アベリア(ハナゾノツクバネウツギ)などが低く仕立てられています。

 イチョウは、秋の黄葉が見もので、新緑のイチョウは、人々はあまり関心を持たないと思いますが、5月に撮影した写真も参考までに掲げておきます。
 なかなか綺麗なものです。

 次に宮崎大橋を渡って、国道10号線を調べてみます。
 
 宮崎大橋を渡ると直ぐ、大塚東通り・小松橋通り(17号線)と交差しますが、この路線については先に述べたとおりです。

 その先の旧10号線と交差するまでは、街路樹はありませんが、新しいバイパスに入ると、左右はクロガネモチとヒラドツツジ、中央分離帯はサザンカという組み合わせとなります。
 写真1160は、バイパスから逆に宮崎市内方向を撮ったものです。 中央分離帯は、サザンカ、左右はクロガネモチと低木仕立てのヒラドツツジが植えられています。
 クロガネモチはまだそんなに大きなものではありません。
 ただし、10号線バイパスは、部分的には片側一車線の区間もあり、この街路樹は、その間途切れます。

1257 ヒラドツツジ 10号線バイパス 03.3.17

1160 クロガネモチとサザンカ 10号線バイパス 03.3.7

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1066 イチョウ 10号線富吉付近 03.2.24

また、ヒラドツツジは区間によっては、クチナシ(アカネ科クチナシ属)に変わることもあるようです。クチナシが街路樹に使われているのはあまり見かけません。
 また、中央分離帯のサザンカも、単なる緑地帯になっている箇所がありました。

 バイパスは、旧10号線と並行して走っており、住宅団地も多い地域なので、バイパスも輻輳したコースとならざるを得なかったのでしょう。
 とくに立体構造区間は、街路樹がないのは当然かも知れません。

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