赤味を帯びた茎葉が非常に目立つ木で、バラ科と思われる美しい花を咲かせていました。
 花は、サクラより一回り小さく、ラベルにベニスモモと書かれていました。

 ベニスモモは、高さ7〜8メートルの落葉小高木で、新葉から赤色を帯びるのが特徴で、秋には濃い赤紫色になるそうです。
 花は、葉にさきがけて、ふつう4〜5月に咲き、花色はピンク色。7〜8月に熟す果実には香りがあり、食用にされるそうです。
 ベニスモモは、広葉と細葉の2つの品種があり、細葉は花材、広葉は主に庭木や街路樹として用いられ、ヨーロッパなどではポピュラーな樹木のようです。

 なお、スモモ類はほかの種と簡単に交雑し、次々に新しい品種を生じることで有名だそうです。
 セイヨウスモモの親となったミロバランスモモ(コーカサス地方原産)も同様で、いくつかの雑種の親となっているそうですが、このベニスモモも、ミロバランスモモと野生のスモモの雑種だそうです。

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P3170019-3ベニスモモ 09.3.17宮崎市生目の杜運動公園

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P317002-3ベニスモモ 09.3.17宮崎市生目の杜運動公園

ベニスモモ  バラ科 サクラ属