早水公園緑の相談所長さんから、「ちょうど開花していますよ。」 と教えていただき、アブラチャンの花を観察しました。
 黄色い、小さな花です。
 春風に揺れる小枝の上で踊るようにして咲いていました。

 数年前に撮影した写真がありましたので、あわせてホームページに掲載することにしました。

 アブラチャンは、枝が多く、群立ちするため、別名をムラダチともいうそうです。
 観察したこの木も、写真のとおり枝が束生し、群立ちしていました。



【アブラチャン(原色牧野植物大図鑑から)】
 本州から九州の山地でやや湿ったところに生える落葉低木。
 束生して高さ4m位になる。
 葉は互生し,長さ4~10cm。雌雄異株。
 花は早春,葉の出る前に咲く。
 果実は秋に熟し,油をとって灯油にした。
 和名は、果実や樹皮に油が多く,よく燃えるから油と瀝青(ちゃん)をあわせた名。
 一名ムラダチは枝が多く群立ちするからいう。
 材は粘り強く,輪かんじきや杖にする。
DSCN0898a アブラチャン 12.03.28 早水公園
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R0013225 アブラチャン 12.03.28 早水公園
R0013221 アブラチャン 12.03.28 早水公園
R0018701 アブラチャン 17.03.28 早水公園
DSCN0887a アブラチャン 12.03.28 早水公園
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DSCN4160c アブラチャン 17.03.28 早水公園
アブラチャン クスノキ科 クロモジ属 別名 ムラダチ、ズサ、ジシャ
R0013224 アブラチャン 12.03.28 早水公園