ツリガネカズラ

　生目の杜運動公園野球場のフェンスをよじ登るようにして咲いているツリガネカズラを見かけました。

　名前が分からず、園芸植物と思われたので、フローランテ宮崎に照会した結果、ツリガネカズラとわかりました。
　『カレーの匂いがするので、カレー・バインともいいますよ。』　と、教えていただきました。

　花の印象は同じ科のノウゼンカズラに似ていますが、花冠は厚ぼったく、葉は明るい緑色で、巻きひげがあります。
　花期をやや過ぎていましたので、花冠は少し傷んでいました。

　
　北アメリカ南東部原産で、ノウゼンカズラ科の常緑藤本（つる植物）。ほかの木につき、高くよじ登る。
　葉は、2小葉があり、長楕円（ちょうだえん）状卵形で長さ5～15cm、先はとがり、基部は心臓形、全縁で毛はない。巻きひげは頂端の小葉が変わったもの。
　5～6月、集散花序をつくり、赤橙（せきとう）色で、内部が淡色の花を2～5個開く。花冠は漏斗（ろうと）状で長さ4～5cm。
　果実は、扁平な蒴果で長さ10～17cm、種子に広い翼がある。
　日当りのよい肥沃地でよく育つ。繁殖は実生、挿木による。
　名前のツリガネカズラは、釣鐘状の花をつけるつる植物の意。
(yahoo百科事典から）