キクモモ  バラ科 サクラ属  

R0012100 キクモモ 11.04.02新富町水沼神社

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R0012104 キクモモ 11.04.02新富町水沼神社

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 新富町の湖水ケ池近くの水沼神社で、あまり見たことのない花弁のモモの花を見かけました。

 遠目にはハナモモと思いましたが、近寄って見ると、モモとしてはびっくりするような珍しい八重咲きで、花弁は、キクの花のように細長く、糸のように伸びていました。

 江戸時代からあるハナモモの一種で、美しい花を観賞するために植栽される品種で、文字どおりキクモモというのだそうです。
 


【キクモモ(原色樹木図鑑(北隆館)から)】
 中国北部原産の落葉小高木。
 庭木、切り花、盆栽用。江戸時代よりの園芸品種。
 高さ5m位。
 葉は互生し、広倒皮針形、楕円形皮針形で、長さ8〜15cm、細歯縁がある。
 花は4月上旬、花弁が細く、キク状で濃紅色。
 日なたで排水のよいところを好む。寿命が短い。
 葉、枝などは花ほど特徴はないが、枝振りは細く、あまり張り出さないでまとまった樹形となる。
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R0012106 キクモモ 11.04.02新富町水沼神社