ムシカリ  スイカズラ科 ガマズミ属  別名 オオカメノキ  

 低山帯から亜高山帯に生える落葉低木です。

 枝が横に広がる特徴があり、葉は対生し、長さ7〜15cm。

 花は晩春、2枚の葉のある短枝の先に散房花序をつけ、その周囲は大形の装飾花で、雄しべ、雌しべとも退化し、中心部は完全花という特徴ある花序です。

 花は、ガマズミの仲間のヤブデマリと似ていますが、ヤブデマリは、5裂した装飾花のうち、1片が極端に小さいので、4枚に見えます。

 ムシカリの果実は、秋に赤くなり、後、黒くなります。

 和名は、よく葉が虫に食われることによるそうです。
 また、別名オオカメノキは、葉が亀の甲を思わせるためといいます。


 2005年に、蕾も撮影しました。

L04752 ムシカリ 05.04.29 県道30号線

6245 ムシカリ 04.04.20 県道1号線露天風呂付近

6243 ムシカリ 04.04.20 県道1号線露天風呂付近

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L04363 ムシカリの蕾 05.04.14 県道30号線

L04751 ムシカリ 05.04.29 県道30号線

6242 ムシカリ 04.04.20 県道1号線露天風呂付近