宮崎市高岡町中心街のタラヨウ並木です。
秋になると、真っ赤に熟したタラヨウの果実が美しく映える並木道です。
この並木の果実は、すでにホームページに掲載していますが、花を観察しましたので、あらためて【4月の花】のページに掲載しました。
タラヨウは雌雄異株です。花期を待って、雌花序、雄花序の様子を撮影しました。
蕾もあり、花は真っ盛りを迎えようとしています。
下から街路樹を見上げて撮影したので、雌花、雄花を接写できませんでしたが、両者の違いや特徴を捉えることができましたので、比較してご覧ください。
どの木の周りも、花の蜜を求めるたくさんのミツバチが飛び交っていました。
【タラヨウ(原色牧野植物大図鑑から)】
静岡県以西,四国,九州,及び中国大陸中部に分布。
山地に生え,寺院や庭に栽植もされる高さ10m位の常緑高木。 枝は太く、無毛。
葉は、厚く滑らかな革質で光沢があり長さ10~22cm。
花は晩春に咲き、白色。
雌雄異株。果実は径6~8mm,翌春まで落ちない。
和名の多羅葉(たらよう)は、傷つけると黒変することを,昔,葉面に傷をつけて経文を書いたやし科のバイタラの樹の葉にたとえたもの。
DSCN5053bタラヨウ雄花序 14.04.10宮崎市高岡町
DSCN5046bタラヨウ雄花序 14.04.10宮崎市高岡町
DSCN5014bタラヨウ雌花序 14.04.10宮崎市高岡町
DSCN5054bタラヨウ雄花序 14.04.10宮崎市高岡町
DSCN5057bタラヨウ雄花序 14.04.10宮崎市高岡町
DSCN5016bタラヨウ雌花序 14.04.10宮崎市高岡町
タラヨウ モチノキ科 モチノキ属 別名 モンツキシバ、ノコギリシバ
DSCN5018bタラヨウ 14.04.10宮崎市高岡町
DSCN5011bタラヨウ雌花序 14.04.10宮崎市高岡町