各地の山地に生える落葉低木ないし小高木です。
白い花と赤い実が美しいので、公園などにも多く植栽されています。
春、葉よりやや遅れて花が咲きます。
葉は、非常に細かな微鋸歯があります。
花柄は長く数pあり、写真のような特徴ある花序です。
冬は、赤い果実が美しい木です。
材が丈夫で折れにくく、牛の鼻に綱を通すときの木に用いられるので、ウシコロシ(牛殺し)の別名があります。
カマツカは鎌の柄という意味で、これも材の丈夫なことをからつけられたといいます。
また、えびの高原では、平地より2ヶ月も遅れて花が咲きましたので、記録のため撮影しました(3段目右の写真)。
なお、05年に、特徴ある花の付き方がよく分かる写真を撮影しましたので追加しました(最下段の2枚)。
樹形のよいカマツカが早水公園(都城市)にあり、紅葉の時期に撮影したことがあります。
別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。
6077 カマツカ 04.04.08 市民の森
L06120 カマツカ 05.06.05 県道30号線えびの市
6079 カマツカ 04.04.08 市民の森
6081 カマツカ 04.04.08 市民の森
L04452 カマツカ 05.04.18 市民の森
L04451 カマツカ 05.04.18 市民の森
カマツカ バラ科 カナメモチ属 別名 ウシコロシ