黄金色を一般に山吹色といいますが、ヤマブキは、それほど鮮やかな黄色い花を咲かせます。
山間の川沿いに生え、また庭園などに良く植えられる落葉低木です。
花は、晩春から初夏に咲き、短い新側枝の先に1個ずつ開きます。
和名の山吹(やまぶき)の語源は、山振といい、枝が弱々しく風のまにまに吹かれて揺れやすいことを表したそうです。
八重咲きのヤエヤマブキ(園芸種)は、太田道灌の詠んだ歌 『七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだになきぞ悲しき』 で有名です(3〜4段目の3枚の写真)。
八重の方が、花期はやや遅いようです。
L04502ヤマブキ 八重 05.04.19 早水公園
L04340ヤマブキ 八重 05.04.14 早水公園
DSCN1979ヤマブキ 八重 10.05.01高千穂町押方
L04040 ヤマブキ 05.04.05 早水公園
ヤマブキ バラ科 ヤマブキ属
L04037 ヤマブキ 05.04.05 早水公園