ケヤキ　花

　街路樹、公園樹としてよく植栽される落葉高木です。

　本州、四国、九州に分布、山地に生えますが、特に関東地方に多いといいます。

　落葉前には色づき、紅葉も黄葉もあるようです。

　落葉した後は、ほうきを逆さまに立てたような特徴ある樹形となります（４段目の２枚の写真）。

　和名は、ケヤケキ木で目立つ木の意味だそうです。

　花は春、新葉と同時に咲きます。

　雌雄同株で、雄花は若枝の下部葉えき、雌花は上部葉えきにつくといいます。

　ケヤキは樹形が美しく、かつ、街路樹として普通に見られますので、あまり花や実を観察したことはありませんでしたが、葉の真ん中に実のようなものをつけたケヤキがありましたので撮影しました。
　花序から言えば、果実は葉えきにつくはずなので、虫こぶと思います。

　材は建築、家具、船舶などに用いられるそうです。

　新緑の美しいケヤキ並木の写真を追加しました（５～６段目の４枚の写真）。