遠目には、白い花が横に何段も重なるように咲いていました。
かねてから探していたハクウンボクでした。
山中に生え、ときに庭木として栽植する落葉高木です。
葉は径10〜20cmと大きく、裏面に細毛があって白っぽく見えます。
一つ一つの花は、同科同属のエゴノキそっくりですが、花序はエゴノキより大きく長く、見応えがあります。
和名の白雲木(はくうんぼく)は、樹上に白い花が満開になった様子を白雲に見立てたものといいます。
材は器具、ロクロ細工、東北地方でハビロの方言で将棋の駒をつくるそうです。
数日後、たまたま萩の茶屋近くの268号沿線で、よりハクウンボクらしい株を見つけましたので、写真を差し替え、追加しました。
花は直ぐ散るようで、数日前に撮影した萩の茶屋の株の花は、殆ど残っていませんでした。
その後、ハクウンボクの実も撮影しました。
L04904 ハクウンボク 落下していた花を集めて撮影
L04911 ハクウンボク 05.5.02 268号線萩の茶屋
L04908 ハクウンボク 05.5.02 268号線萩の茶屋
L04803 ハクウンボク 05.4.29 268号線萩の茶屋
L04799 ハクウンボク 05.4.29 268号線萩の茶屋
ハクウンボク エゴノキ科 エゴノキ属 別名 オオバヂシャ