タラヨウ  モチノキ科 モチノキ属 別名 モンツキシバ、ノコギリシバ

 暖地の山地に生える常緑高木ですが、公園や街路樹として多く植栽されています。

 葉は厚く滑らかな革質で光沢があり長さ10〜22cmと大きく、鋭い鋸歯があります。

 赤く熟した果実が美しく、花に注目することはあまりありませんでしたが、たまたま満開のタラヨウを見かけたので撮影しました。

 雌雄異株、撮影したのは雄花のようです。
 
 果実は美しく赤熟し、翌春まで落ちずに残ります。

 和名の多羅葉(たらよう)は葉を傷つけると黒変することを、昔、葉面に傷をつけて経文を書いたやし科のバイタラの樹の葉にたとえたものといいます。

 宮崎市高岡町の中心街にタラヨウが植栽されており、秋になると、タラヨウの赤塾した果実が美しい並木道に変わります。
 この並木の雌雄の花序も、別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。

L12069 落ちていたタラヨウの花 06.4.16 綾町

4月の花の目次に戻る
トップページに戻る

L12057 タラヨウ 06.4.16 綾町

L12063 タラヨウ 06.4.16 綾町

L12058 タラヨウ 06.4.16 綾町