シラフジ  マメ科 フジ属 別名 ノフジ

 ヤマフジは、加江田渓谷の植物のページに載せましたが、ヤマフジの白花を見かけましたので、 シラフジとして、別に掲載します。

 人家や公園に植えられているフジではなく、スギの枯れ木をよじ登り、近くのスギ林にも枝を伸ばし、10m位の高さの辺りまで、花をつけていました。

 スギ林の林縁にひときわ目立つ白花で、なかなかの壮観でした。


 シラフジ(ヤマフジの白花)か、フジの白花かはよく分かりませんでしたが、ヤマフジの総状花序は10-20p、フジの総状花序は30-90pといわれるので、せいぜい20p位の花序のこの木はシラフジではないでしょうか。

 近畿地方以西の山野に生え、また、観賞用として庭園に栽植する落葉つる植物です。

 茎は他物に左巻きに巻きつきます(ちなみにフジは右巻きだそうです)。
 葉は成葉でも毛は落ちず、とくに裏面に多い。
 花は春、若枝の先に長さ10〜20cmの総状花序に、長さ 2〜3cmの花をほとんど同時に開きます。

 和名は、山地に多いから山藤、白花をシラフジといいうそうです。

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L12570-3 シラフジ 06.4.30 国富町

L12566-3 シラフジ 06.4.30 国富町

L12573-3 シラフジ 06.4.30 国富町