本来、観賞用として庭に栽植されるヨーロッパ原産の落葉低木で、古く中国を経て渡来したとされていますが、今では堤防、原野などで野生化しているのを見かけます。

 高さ1〜3m、よく分枝し、枝は弓状に曲がります。

 葉は、3小葉ですが、退化して1小葉にもなるといいます。

 花は、初夏に咲きます。

 多くの園芸種があるそうです。

 豆果は長さ5cm位、両縁に軟毛があり、先端に巻き上がった花柱が残ります。

 種子は強心薬になり、枝は箒をつくったそうです(魔女の空飛ぶ箒の材料という話があるそうです)。

 和名は、以前の属名Genistaのオランダ読みエニスタの転訛したものといいます。


 その後、エニシダの花を接写しましたので、写真を追加しました(最下段の2枚の写真)。

エニシダ  マメ科 エニシダ属 別名 エニスダ

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L12870 エニシダ 06.05.07 宮崎市

L430083 エニシダ 06.04.30 宮崎市

L12582 エニシダ 06.04.30 宮崎市

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L12875 エニシダ 06.05.07 宮崎市

L12583 エニシダ 06.04.30 宮崎市