フィリピン諸島のルソン島やミンドロ島などの限られた地域の熱帯雨林にしか自生しない,マメ科の常緑蔓性木本で,高さ 20 メートル以上になるそうです。

 花穂は、下垂し、総状花序の長さは、長いもので1メートル以上となり、翡翠のような青碧色の花の一つひとつは、嘴状の豆のような形をしています。

 英名は、 Jade Vine (翡翠 葛)というので,和名はそれを訳した形になっています。
 また,そのまま「ジェード・バイン」と呼ばれることもあります。

 大変珍しい植物ですが、毎年、花期になると、地元紙(宮崎日日新聞)に、ヒスイカズラ開花の記事が掲載されるので、開花時期にあわせて、撮影に出かけました。

 写真のとおり、まさに翡翠を思わせる美しい花です。
 県内で生育しているのは、亜熱帯支場の温室だけですので、沢山の人が見学に訪れていました。

 原産地でも絶滅が危惧されている稀少植物だそうです。
 日本では、熱帯植物園等の温室内で栽培されています。

 花色が宝石の翡翠に似ていることから命名されたそうです。
  

P4260309-1ヒスイカズラ 08.04.26県亜熱帯作物支場

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ヒスイカズラ  マメ科 ストロンギロドン属

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