ミズキに似た印象の木ですが、ガマズミの仲間です。

 花も、ミズキの4花弁に対して、5花弁(5裂)です。
 ガマズミは、葉先がこのように鋭くは尖りませんので、ミヤマガマズミと思います。
 葉は、葉先に近い方が幅広く、いわば下ぶくれです。

 6933の写真は、確認のため、数日後、花の詳細を撮り直したものです。

 その後、05年に生駒高原近くでもミヤマガマズミを見かけましたので、追加しました。

 
 赤熟したミヤマガマズミの果実も、別ページに掲載しています。



【ミヤマガマズミ(原色牧野植物大図鑑から)】

 日本各地の山地に生え,さらにサハリン南部,朝鮮半島,中国に分布する落葉低木。
 高さ2〜3m,枝は暗紫褐色で皮目があり,若枝や葉には長毛があるが、のち無毛。
 葉は対生し、長さ7〜12cm,裏面脈上に長毛がある。
 花は初夏,1対の葉がある短枝の先に、径6〜10cmの散房花序をつける。
 和名のズミは、染の転訛で,古くは果実で衣類を染めたため。

5月の花 目次に戻る
トップページに戻る

L06069 ミヤマガマズミ 05.6.1 409号線環野

L06071 ミヤマガマズミ 05.6.1 409号線環野

6795 ミヤマガマズミ 04.5.14 みやまきりしまロード高原町

ミヤマガマズミ  スイカズラ科 ガマズミ属  

6933  ミヤマガマズミ 04.5.17 みやまきりしまロード高原町