ナナミノキは、モチノキ科モチノキ属の常緑高木です。
 雌雄異株。

 秋の真っ赤な果実は、一見クロガネモチかと思う位、見事です。
 ナナメノキともいわれますが、名前は七実の木で、美しい実が沢山つく意です。

 花は淡紫色。若枝の葉えきに、雌花は1〜2個、雄花は多数集散花序といいますが、希に両性花があるそうで、よく分かりません。

 ほかのモチノキ科もそうですが、花はよく見なければ気付かないほど小さく地味です。



【ナナミノキ(原色牧野植物大図鑑から)】
 静岡県以西,四国,九州,及び中国大陸に分布。山地に生える常緑高木。
 高さ6〜10m,樹皮は灰色。
 全株無毛。
 若枝に稜がある。  
 葉は、長さ8〜12cmで、薄い革質。
 花は、初夏に咲き,雌雄異株。
 若枝の葉えきに雌花を数個つけ,淡紫色。
 雄花は多数集散花序につけ,がく片,花弁,雄しべ各4個に,退化した雌しべがある。
 果実は、球形で紅熟し,径0.6〜1cm,中に種子が4個ある。

ナナミノキ  モチノキ科 モチノキ属  別名 ナナメノキ、カシノハモチ

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7103-1 ナナミノキ雌花 04.5.27 市民の森公園

7008 ナナミノキ 04.5.25 市民の森公園

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6972-1 ナナミノキ 04.5.21 市民の森公園

6970-1 ナナミノキ 04.5.21 市民の森公園

6961-1 ナナミノキ 04.5.18 市民の森公園