霧島・えびの高原で、時々見かける木です。

 小枝を水平に出し、その上に葉を互生するので、羽状複葉のように見えますが、単葉互生です。

 山地の林内や川沿いに生える落葉小低木です。

 川沿いに生えたコバンノキは、加江田渓谷の植物のページに載せました。

 冬は、小枝の部分から脱落するそうです。

 花は晩春、雌雄同株で、雄花は紅紫色、雌花は淡緑色で、どちらも花弁はなく、4個の萼片が花弁のように見えます。

 和名は、小判形の葉形に基づくそうです。


 その後、えびの高原のかなり高い場所で、花をつけたコバンノキを見かけました。

 何故か若葉の新しい木でしたので、写真を追加します。



 コバンノキの果実も、別ページに掲載しています。

コバンノキ  トウダイグサ科 コミカンソウ属

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L05123 コバンノキ 05.5.5 県道1号線

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L05549 コバンノキ  雄花 05.5.15 県道30号線

L05122 コバンノキ 05.5.5 県道1号線 

L05125 コバンノキ 雄花 05.5.5 県道1号線