えびの・霧島山中で普通に見るコガクウツギに比べて、花序が大きいのが特徴です。
葉の大きさは、ガクウツギの方がやや大きい程度で、そんなに変わりませんが、鋸歯は、ガクウツギが浅いのに対して、コガクウツギは荒い鋸歯とされています。
コガクウツギの装飾花は、3〜5個、大小がありますが、ガクウツギの装飾花は、普通 3個、または3個が大きいとされています。
装飾花の縁が波状に切れ込んでいる珍しい株も、一緒にありました(最下段)。
東海、近畿、四国、九州の山地に生える落葉低木。
葉は対生し、薄く長さ3〜9cm、花は晩春、枝先に花序をつけます。
花序の周囲に白いがく片からなる少数の装飾花と、その中に多数の両性花が開きます。
花序の直径は、8〜10pで、コガクウツギの直径3〜5pとかなり大きさが違います。
ガクウツギ ユキノシタ科 アジサイ属 別名 コンテリギ
L05469 ガクウツギ 05.5.15 409号線環野
L05402 ガクウツギ 05.5.11 加江田渓谷
L05466 ガクウツギ 05.5.15 409号線環野