南米ウルグアイ、西部パラグアイ、南ブラジルなどに自生する常緑低木で、 高さ3〜5mになる。

 葉は、卵状長楕円形〜楕円形で、長さ5〜7.5cm、幅3cm、全緑で、表面は緑色で光沢があり、裏面には白色の綿毛がある。

 花期は、晩春〜初夏。
 花は、葉腋に単生、または枝先に数個つく。
 花茎は約4cm、花弁は 4 枚で,外側は白い綿毛で覆われ,内側は赤色を帯び、鮮赤色の萼片と雄しべの花糸が目立つ。

 10月頃に実が熟し、熟果は、別名のとおり,パイナップルとバナナ、イチゴを合わせたような味と芳香があり、生で食べたり、ジャムなどにする。

 フェイジョアの名前は、スペインの植物学者フェイホア(D.da Silva Feijoa)に因む。



 2014年11月、都城市の果樹園の庭に大きなフェイジョアの木があり、ちょうどたくさんの果実をつけていましたので、写真を追加しました(4〜5段目の3枚の写真)。

 果樹園主によると、熟すと果実は落果するので、食べ頃のサインになるとのことでした。

フェイジョア  フトモモ科 フェイジョア属  別名 パイナップル・グァバ 

P5230290フェイジョア 08.5.23亜熱帯作物支場

P5230291-1フェイジョア 08.5.23亜熱帯作物支場

5月の花 目次に戻る
トップページに戻る

DSCN0953cフェイジョア果実 14.11.03都城市関之尾町

DSCN0951cフェイジョア果実 14.11.03都城市関之尾町

P1040991-1フェイジョア 08.5.23亜熱帯作物支場

P1040993-1フェイジョア 08.5.23亜熱帯作物支場

DSCN0949cフェイジョア果実 14.11.03都城市関之尾町

P5230292-1フェイジョア 08.5.23亜熱帯作物支場