マカデミア

　県立青島亜熱帯植物園を散策していると、『マカダミア開花！』　の案内標示が掲示してありました。

　早速、マカダミアの樹下に行きましたが、一足遅かったのか、殆どの花は、既に散ってしまった後でした。
　あまり陽の当たらない枝先にわずかに残っているマカダミアの白い花を撮影しましたので、記録のため掲載しました。

　花序は、同じヤマモガシ科のヤマモガシによく似ています。

　果実を観察する機会になかなか恵まれなかったのですが、2011年秋、高い枝先に果実を見つけましたので、写真を追加しました（４段目の２枚の写真）。

　2013年は、４月から観察を開始し、見事に咲いた美しいマカダミアの花を撮影することができました。
　蕾や果実の写真とともに追加しました（５段目以降の８枚の写真）。

【マカダミア（原色牧野植物大図鑑から）】
　オーストラリア原産の常緑高木。
　葉は、長さ30cmの長だ円形で全縁。葉の質は、比較的薄い。
　枝先と上部の葉えきに、長い総状花序を出し，小さな白花を多数つける。花弁は４枚，雄しべも４本で放射相称に並ぶ。
　果実は、長さ３～４cmのだ円形で，非常に硬い果皮に包まれる。
　内部にある種子がマカダミアナッツで、食用とされる。現在ではハワイなどでも栽培されている。