ヒュウガアジサイ

　　『ヒュウガアジサイ　桃色淡く』　との地元紙記事（09.5.29付け、宮崎日日新聞）　と、綾町役場ホームページの開花情報を見て、早速、ヒュウガアジサイの自生地に観察に出掛けました。

　綾町観光案内所で場所を尋ね、綾北川沿いの県道360号線を上流に向けてしばらく走行しました。

　県道は、竹野集落までしか通じていない旨の道路案内があり、少し不安でしたが、幸いなことに、　ヒュウガアジサイの自生地は、竹野土地改良区への分岐路近くにありました。

　タイミング良く、真っ盛りのヒュウガアジサイの花をたくさん観察することができました。

　ヒュウガアジサイは、水の滴り落ちる岩場に生えており、水しぶきを浴びる環境下で、下垂する枝先に、淡いピンク色の美しい花をつけていました。

　ほんのりとした淡いピンクの色合いがうまく捉えられるかやや心配でしたが、何とか撮影できたようです。

　なお、ヒュウガアジサイの自生地は、名水「白州水」の取水場所で、水汲みに訪れた町民で賑わっており、ヒュウガアジサイよりも、名水を求める人の方がむしろ多くみられました。