ガクアジサイ

　6月の花といえば、アジサイが代表格ですが、普通のアジサイに混って咲いていたガクアジサイの花を観察しました。
　複雑な両性花の様子が珍しいので、掲載することにしました。
　

　関東地方南部、伊豆半島、伊豆諸島などの暖地の海岸に生え、また観賞用に広く栽植する落葉低木です。

　高さ、2～3ｍになり、枝は太い。
　葉は、対生し、広卵形で厚く光沢があり、長さ７～20cm。

　花は、夏に咲き、枝先に集まり、がく片4～5枚からなる装飾花を周囲につけます。
　両性花は、がく片と花弁が5枚、雄しべは10本、宿存性花柱が3～4本あります。

　和名は、装飾花を額にたとえた名だそうです。

　09年、八重花のガクアジサイを見かけましたので、別ページに掲載しました。