クロウメモドキ科ネコノチチ属、暖帯の山中に生える落葉高木です。

 葉は互生ですが、右・右・左・左という珍しい付き方をします。

 花は、何の変哲もない小さな地味なものですが、果実が黄色から赤くなり、最後に熟して黒紫色に変わるところが面白く、2年がかりで撮影しました。

 花も果実も美しく鑑賞される木はなかなか少ないものです。

 ガマズミの仲間は花も果実も綺麗ですが、ミズキの仲間は果実は落ちてしまうことが多く、ウメモドキ、イソノキなど果実の美しいものは、花は地味なものが多いようです。

 果実は昨年撮ったもので、全部の色の果実を撮影できたのは幸運でした。

 果実は、写真(3段目)のとおり、可愛らしく綺麗でしたので、別途ページを独立させました。

 観察した場所は、高原町から生駒高原へ向かう広域農道みやまきりしまロードの沿線です。 

 和名は、果実の形が猫の乳首に似ていることに由来するそうです。


 5月末に蕾が開き始めたネコノチチの写真を追加しました(3〜4段目の2
枚の写真)

DSCN1788c ネコノチチ蕾開花 15.05.27 早水公園

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7368 ネコノチチ 04.6.15 高原町

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7366 ネコノチチ 04.6.15 高原町

DSCN1790c ネコノチチ蕾開花 15.05.27 早水公園

3272 ネコノチチ 03.8.30 高原町

ネコノチチ クロウメモドキ科 ネコノチチ属