ネムノキは、普通に見られるマメ科ネムノキ属の落葉高木です。

 花は、枝先に多数の頭状花序をつけ、夕方開くとされていますが、昼間も写真のとおり、開いています。

 逆に、葉は、夜間小葉が閉じて垂れ下がるので、この名がついたといいます。

 04年は、開花して少し日数が経過しましたが、6月15日に花を撮影しました。
 03年は、7月に花を観察していますので、今年は開花がずいぶん早かったようです。

 年によって、花期はかなり変動するようです。




【ネムノキ(原色牧野植物大図鑑から)】
 本州,四国,九州,及び朝鮮半島,台湾,中国さらに南アジアに分布し,山野に生える落葉高木。
 高さ6〜9m。
 花は初夏,枝先に多数の頭状花序をつけ、夕方開く。
花弁は小さく、雄しべは多く,花糸は長く,3〜4cmの桃色でよく目立つ。
 豆果は、長さ10〜15cm。

 和名は、小葉が夜間は閉じて睡眠することによる。
別名コウカは、漢名合歓の転訛名。
 材は小型家具,器具製作に用いる。

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2536-1 ネムノキ 蕾 03.6.03 高岡町

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2804-1 ネムノキ 03.7.01 高岡町

2805-1 ネムノキ 03.7.01 高岡町

7500 ネムノキ 04.6.25 高岡町

7356 ネムノキ 04.6.15 高岡町

ネムノキ  マメ科 ネムノキ属 別名 コウカ、コウカギ、ネブノキ