クチナシそのA アカネ科 クチナシ属
図鑑によれば、静岡県以西、暖帯から亜熱帯に分布、照葉樹林下に生え、また観賞用に栽培される常緑低木とされていますが、野生のクチナシはまだ見たことがありません。
撮影したのは人家の傍でしたから、植栽されたものと思いますが、クチナシは宮崎では普通に見られ、しかも非常に綺麗な花なので、あえて載せることにしました。
クチナシは本来は一重の花(下段)ですが、園芸種も多いようです。
大輪で八重咲きのものは、オオヤエクチナシというそうです。
花は初夏、芳香があります。
和名の口無し(くちなし)は、熟しても開裂しない果実に基づくという説や、宿存するくちばし状のがくをクチと呼び、細かい種子のある果実をナシに見立てた名という説もあるそうです。
果実は染料や薬用にするそうです。
L06864 クチナシ 05.6.24 409号線出水
L05858 クチナシ 05.5.29 国富町
L06863 クチナシ 05.6.24 409号線出水
L06866 クチナシ 05.6.24 409号線出水