ちょうど写真を撮った翌朝、偶然にテレビで千葉県のハスの花が見頃になりましたと放映されました。
普通、暖かい宮崎では、標準花期より早く開花する植物が多いと思っていましたが、ハスの開花は地域差がないようです。
テレビで映し出されたハスも同じような薄紅色でしたが、紅色、紅紫色、白色などがあるそうです。
この池にも白色の花がありましたが、数株に限られていたようです。
中国、インドの原産で、非常に古い時代に中国から渡来したそうです。
各地の池や沼に生え、また水田に栽植される多年生の水草です。
地下茎は水底の泥中を匍い、晩秋に末端部が肥厚して、蓮根として食用にするのはご存知のとおりです。
葉は柄をのばし水上に出て、径30〜50cm、花も大型です。
和名は、古名ハチス(蜂巣)の略で、果実の入った花托(L06897)が蜂の巣に似ていることによるそうです。
漢名は蓮。種子は食べられるそうです。
なお、撮影に来ていた方から、高鍋町舞鶴城堀のハスは、千葉公園の古代ハス(大賀ハス)と聞きましたので、翌朝、別途撮影しました。
2009年6月、地元紙 (宮崎日日新聞)に、宮崎市蓮ヶ池の観賞用ハスが開花したと報じられましたので、記録のため、撮影しました。
L06898 ハス 05.6.27 佐土原町農業試験場近く
P8070078-1ハスの花托 08.8.7薬草・地域作物センター
L06887 ハス 05.6.26 佐土原町県農業試験場近く
L06897ハス花の花托 05.6.27 佐土原町県農業試験場近く
L06894 ハス 05.6.26 佐土原町県農業試験場近く
L06881 ハス 05.6.26 佐土原町県農業試験場近く
ハス スイレン科 ハス属 別名 ハチス