トウネズミモチ モクセイ科 イボタノキ属
ネズミモチの花は、【5月の花】 のページに掲載しましたが、それからおよそ一ヶ月半ばかり遅れて咲くのがトウネズミモチです。
花期が違うこと以外にも、両者には違いがあります。
トウネズミモチの葉は、大きく表面につやがあって、柔らかな感じがするのに対して、ネズミモチの葉は、小さく分厚い感じで、印象が違います。
また、ネズミモチは、主脈はともかく、側脈が不明瞭でほとんど見えないのに対し、トウネズミモチは、主脈も側脈も明瞭で、とくに葉を光にすかせてみると、葉の縁と葉脈が白く透けて見えるので、区別できるといいます。
花や果実も、ネズミモチに比べて非常に多く、枝もたわわに果実が付くのもネズミモチとかなり違います。
生垣、庭園木などによく植栽栽培される常緑樹です。
都会地では、ネズミモチよりトウネズミモチの方がよく使われているそうです。
宮崎でも、トウネズミモチの方が多いように思います。
L07226 トウネズミモチ 05.7.8 宮崎市原町児童公園
L07076 トウネズミモチ 05.6.29 44号線新富
L07062 トウネズミモチ 05.6.29 宮崎市霧島町
L07077 トウネズミモチ 05.6.29 44号線新富