北海道、本州の山地の草原に生える多年草とされていますので、宮崎では自生していないと思いますが、開花期でしたので、撮影しました。
 覚えやすい名前で、見た印象も名前どおりです。

 茎は高さ60〜90cmで葉とともに軟毛があります。
 葉は長さ3〜8cm、花は夏から秋。

 園芸用で入ってきて、野生化したセイヨウノコギリソウの方が多く見られるようです。

 セイヨウノコギリソウは花が小さくて、葉の切れ込みが細かいので、区別がつくといいます。

 撮影したものには、ノコギリソウのラベル標示がありました。

 なお、セイヨウノコギリソウは、ハーブの世界でヤロウとも呼ばれ、ハーブティとして健康増進や虚弱体質の改善に用いられるそうです。

 また、消毒や止血に効果があり、西洋名のアキレアは、トロイ戦争で、ギリシャの英雄アキレスが傷ついた踵(かかと)にセイヨウノコギリソウの葉を貼ったことから、その名が付いたといわれます。

ノコギリソウ  キク科 ノコギリソウ属 別名 ハゴロモソウ

N104347 ノコギリソウ 06.6.30 薬草・地域作物センター

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