ギンバイカ フトモモ科 ギンバイカ属 別名:マートル、ギンコウバイ、ギンコウボク、イワイノキ
宮崎市内を散策中、街路の植え込みの低木に、白い美しい花がたくさん咲いていることに気付きました。
初めて見る植物でしたので、念のため撮影し、フローランテ宮崎に照会したところ、ギンバイカと分かりました。
交通量の多い街路でしたので、別の日に再撮影したのが、このページの写真です。
よく見ると、白い5弁の花をつけ、雄蕊が多く、奇麗な目立つ花です。
ドイツ語ではミルテ(Myrte)。属名からミルトスとも呼び、花が結婚式などの飾りによく使われるので、「祝いの木」ともいうそうです。
【ギンバイカ(山と渓谷社「園芸植物」から)】
地中海沿岸から南西ヨーロッパ原産の常緑低木。
ギリシアやローマ時代から栽培されている。ギンコウバイともいう。
葉は、光沢がある楕円形、全縁で強い香がある。
花は、白色で、梅花状、雄しべは多数。花期は5〜6月。
果実は、紫または白色の裂開しない液果で、食用になる。 日本では、ギンバイカとホソバギンバイカが多く栽培されており、本種の斑入りや八重咲き品種も栽培される。
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