ノリウツギとリョウブの白い花が咲き出すと、霧島えびのの山は、完全に夏です。
コバノクロズルは、一足先に開花しています。
ノリウツギはユキノシタ科アジサイ属、リョウブはリョウブ科リョウブ属の落葉樹です。
両者ともえびの高原では非常に多く見られ、花もよく目立ちます。
ノリウツギの花は、円錐花序で、アジサイ属らしく装飾花と両性花があります。
ノリウツギの花は、びっくりする位長持ちして長期間夏山を飾ります。
花期が終わっても、装飾花は色は褪せますが、翌年の初夏ごろまでしっかりと枝についたままです。
ノリウツギの名は、幹の内皮で製紙用ののりをつくることからいうそうです。
ノリウツギもリョウブも、05年はやや遅い開花でした。
05年に撮影した写真も載せました。
2006年の花の終わる頃、若い実を撮影しましたので、写真を追加しました(3段目右側の写真)。
2014年9月下旬、さらに大きく稔ったノリウツギの果実を見かけましたので、写真を追加しました(4段目の2枚の写真)。
8001 ノリウツギ 04.7.19 県道30号線
N105945 ノリウツギ若い実 06.9.3 県道1号線
L07801 ノリウツギ 05.8.11 県道1号線露天風呂付近
8178 ノリウツギ 04.7.29 えびの高原
R0016751ノリウツギ果実 14.09.26県道1号線赤松千本原
R0016750ノリウツギ果実 14.09.26県道1号線赤松千本原
ノリウツギ ユキノシタ科 アジサイ属