キガンピは、コガンピと同じジンチョウゲ科ガンピ属の落葉小低木です。
霧島山地では、コガンピよりも、キガンピの方がよく見かけます。
キガンピも、樹皮は和紙の原料となるそうですが、ガンピ、コガンピの葉が互生なのに対して、キガンピの葉は対生です。
05年8月、まだ青いのですが、キガンピの果実を観察しましたので、写真を追加しました(最下段左)。
【キガンピ(原色牧野植物大図鑑から)】
近畿地方以西,四国,九州及び朝鮮半島に分布。
山地に生える落葉低木。
高さ1m位。葉や枝は毛がなく、対生する。
葉は、長さ2〜5cm,裏面はやや白い。
花は、晩春,枝先に細い枝を3分枝し小花をつける。
がく筒は、長さ6〜7mmで無毛,4裂し,雄しべ8本,雌しべ1本がある。
樹皮は和紙の原料となる。
和名の黄ガンピ(きがんぴ)は、花の色に基づく。
キガンピ ジンチョウゲ科 ガンピ属
P1070824-1 キガンピ 果実 05.8.11 県道30号線
8181-1 キガンピ 04.7.29 県道30号線
L07692 キガンピ 05.7.27 県道30号線
8179-1 キガンピ 04.7.29 県道30号線
7904-1 キガンピ 04.7.14 県道30号線
7768 キガンピ 04.7.8 県道30号線
7770 キガンピ 04.7.8 県道30号線