キンポウゲ科センニンソウ属で、山野や道端に生えるつる性の多年草です。

 茎は、長く伸び、葉柄は、曲がりくねって他物にからみます。 
 高木にからみついている場合も多く、地面からかなり高い所まで広がっているのをよく見かけます。

 花は、径2.5〜3cm、がく片4枚を平開して綺麗な花を咲かせます。
 同科同属のボタンヅルの花に似ていますので、遠目には間違うこともあります。

 有毒ですが、根を利尿、鎮痛に使用する薬用植物です。


 葉が枯れた冬に、白い種毛が長くのびる宿存花柱を仙人のひげに例えたといいます。
 秋に、そのユニークな様子を撮影しましたので、写真を追加しました(4〜5段目の3枚の写真)



 葉は青々としていましたが、ユニークな宿存花柱を観察しましたので、写真を追加しました(6段目左側の写真)
 白い種毛はまだ熟していないのか、仙人のひげのような状態には至っていませんでした。


 また、加江田渓谷で観察したセンニンソウも、別ページに掲載しています。 

PA280021 センニンソウの宿存花柱 
09.10.28 宮崎市佐土原町巨田大池

PA280020 センニンソウの宿存花柱 
09.10.28 宮崎市佐土原町巨田大池

R0016553 センニンソウ 14.09.15 都城市

8389 センニンソウ 04.8.15 宮崎市

センニンソウ キンポウゲ科 センニンソウ属  

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DSCN6132c センニンソウの宿存花柱 19.10.30 早水公園

R0016554 センニンソウ 14.09.15 都城市

R0016555 センニンソウ 14.09.15 都城市

L01192 センニンソウの宿存花柱 04.10.28 野尻町

8387 センニンソウ 04.8.15 宮崎市

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