ナンキンハゼ トウダイグサ科 シラキ属
8413 ナンキンハゼの若い実 04.8.16 高鍋湿原
L09324 ナンキンハゼ 05.10.27 宮崎市
L09325 ナンキンハゼ 05.10.27 宮崎市
N107360 ナンキンハゼの実 06.10.19 高岡町
N107357 ナンキンハゼ 実 06.10.19 高岡町
中国原産、日本へは江戸時代に渡来したそうですが、今では、街路樹としてよく栽植される落葉高木です。
宮崎でも、街路樹又は公園・庭園でよく見ます。
秋の紅葉が綺麗です。
花は、【6月の花】のページに載せました。
果実は、同属のシラキ同様、三つに分かれた形をしています。
美しいというより、白い種子がはじけて見えるのが珍しいので、あえて木々の実として載せることにしました。
さく果に入っている種子は3個あり、蝋質をかぶって白色です。
自生と思われる大きなナンキンハゼの木全体がはじけた白い種子で覆われた様は、全く別の木かと思うほど壮観でした(最下段左)。
果実から油をとり、有毒ですが、ろうそくを作るそうです。
葉は染料、材は家具、器具に用いられるそうです。