マルバグミ  グミ科 グミ属  別名 オオバグミ

 マルバグミを初めて撮影したのは、07年1月で、青い若い未熟な果実がついていました。
 同年の2月頃に薄く色づいたところまでは観察しましたが、その後どのように熟していくのか、観察しておりませんでした。

 3年後の2010年03月、宮崎港付近を散策する機会があり、マルバグミの果実を見に行ったところ、3年前にタイムスリップしたかの如く、赤く色づいているマルバグミの果実を観察することができました。
 その時撮影したのが、このページの写真です。

 曇天下でしたが、かなり濃い赤色に熟した果実もあり、遠くからでも、美しいマルバグミの果実の様子が手に取るように観察できました。
 数多くの果実がついたマルバグミの枝の下は、辺り一面、落果した赤い果実で敷き詰められているようでした。

 通り掛かりの地元の人から、「食べられますよ!」と声を掛けられましたが、口にはしませんでした。

 秋には、花を観察したいと思います。


【マルバグミ(原色牧野植物大図鑑から)】
 秋田県以南から琉球列島までの海岸付近に生えるつる性の常緑低木。
 若枝は稜があり、鱗片を密生し,とげはない。
 葉は互生し、長さ5〜10cmで他のグミ類に比べ大型,革質で光沢があり,裏面は銀白色の鱗片を密生する。
 花は秋,葉えきに束生。がくは内部に上位子房を包んでくびれがある。
 果実は、冬を越し,春に熟し食べられる。中に種子は1つ。

RIMG0008n-1マルバグミ 10.03.09宮崎港付近

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