モクタチバナ果実  ヤブコウジ科 ヤブコウジ属

 モクタチバナは、高さ3〜5mになる高木で、初夏になると、びっしりと白っぽい小さな花を咲かせ、ほのかなよい香りを漂わせます。

 花数には及びませんが、径7〜8mmの球形の果実をたくさん実らせます。
 初冬に色づき始めていた果実が一月後には赤く熟し、真冬の陽ざしの中で美しく輝きをみせていました。
 赤熟した果実は、後に黒色になるそうですが、早いものはすでに落果し始めていました。



【モクタチバナ:(原色牧野植物大図鑑から)】
 四国・九州南部から琉球列島に分布する常緑高木。
 高さ3〜5m。
 葉は、互生するが,枝先に輪生状に集まることが多い。だ円形で先端はとがる。
 初夏から夏にかけ、枝端と葉えきから、岐散花序を出し,黄白色の小さな花を多数つける。
 花径は、5〜6mm。花冠は5枚に分かれ,各片は広卵形で先はとがる。
 果実は、径7〜8mmの球形の液果となる。

DSCN4298bモクタチバナ 14.01.18宮崎市野島神社

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