イヌツゲの果実は、小さく地味な果実ですが、美しく黒熟するそうです。

 県総合文化公園に植栽されているイヌツゲの果実が色づき始めました。.
 しばらく観察したところ、10日余りで紫色の果実は紫黒色に変わり、黒熟し始めました。

 近寄ってよくみると、鈍い輝きのある美しい果実です。

 イヌツゲの花は、別ページに掲載してありますので、あわせてご覧ください。



【イヌツゲ(原色牧野植物大図鑑から)】

 各地の山地に生え,生垣や庭木として栽植される常緑低木。
 高さ1.5~6m。枝や葉は、よく茂る。
 葉は長さ1.5~3cm,革質で表面は光沢があり,裏面に腺点がある。
 雌雄異株。
 花は初夏,花弁とがく片は各4枚,雄花は前年または若枝の葉えきに短い花序をつくり,雄しべ4本と退化した雌しべをもつ。雌花は若枝のわきに1花ずつつける。
 和名のイヌツゲは、ツゲに似ているが材が劣る意。
R0011611イヌツゲ 10.11.01県総合文化公園
R0011605イヌツゲ 10.11.01県総合文化公園
R0011609イヌツゲ 10.11.01県総合文化公園
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DSCN5473イヌツゲ 10.10.30県総合文化公園
P9260018イヌツゲ青い果実 09.09.26県総合文化公園
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イヌツゲ  モチノキ科 モチノキ属