ヒメユズリハは、ユズリハと同科同属で、雌雄異株です。
 ユズリハ同様、びっしりと花をつけた雄花序は特徴があります。
 
 都城市で、街路樹に使われているヒメユズリハを調べ、タイミング良く、雌花と雄花の両方を観察する機会がありましたので、その様子を別ページに掲載しましたので、ご覧ください。

 しばらく観察を続けた結果、期待したとおり、どの雌株にも果実がびっしりとつき、その様子を撮影しました。

 秋口の10月初めは、どれもまだ青い果実でした。
果実は、ユズリハの果実によく似ています(1~3段目の4枚の写真)

 やがて、青かった果実は段々と熟し、12月に入ると、冬の陽射しの中で、すっかり黒熟し、鈍く輝いていました(4~5段目の3枚の写真)
 


【ヒメユズリハ(原色牧野植物大図鑑から)】
 房総半島以西,四国,九州,琉球列島,及び朝鮮半島,台湾に分布,海岸の暖帯林内に生える常緑高木。
 高さ3~10m。
 葉は、ユズリハに似ているが、小さく長さ7~20cm,全縁,若木では2~3の浅い切れ込みがある。 表面は光沢がない。
 雌雄異株。花は晩春,花弁はないが,がくはあり,雄しべ8本。
 和名は、葉がユズリハに比べて小さいため。
DSCN29395c ヒメユズリハ 15.12.12 都城市
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ヒメユズリハ  ユズリハ科 ユズリハ属
DSCN2978c ヒメユズリハ 15.12.12 都城市
DSCN2392c ヒメユズリハ 15.10.04 都城市
RIMG0080x ヒメユズリハ 15.12.12 都城市
R0018115 ヒメユズリハ 15.10.04 都城市
R0018117 ヒメユズリハ 15.10.04 都城市
DSCN2395c ヒメユズリハ 15.10.04 都城市