サンザシ  バラ科 サンザシ属
 春、枝先に散房花序に、白い5弁花を咲かせるサンザシです。
 以前、6月にまだ青い幼果を観察したことがありますが、綺麗に熟した果実が枝に残ってついているのを見かけました。

 一昨年は1つだけ残っている赤い熟果を撮影しましたが、今年、観察した果実は、写真のとおり、どれも美しい紅色をしていました。



【サンザシ(原色牧野植物大図鑑から)】

 観賞用として庭に植えられる落葉低木。中国原産で享保19年(1734年)に薬用として朝鮮半島から渡来した。
 高さ1~2mになる。よく分枝し,小枝の変化したとげがある。
 花は春に咲き,枝先に散房花序につく。
 果実は径1.5~2cm,秋に赤色または黄色に熟し、がくを残す。
 漢方で、果実は山ざ子といい,和名はその音読み。
 消化を助ける効果があるという。中国では砂糖漬けにして食べる。
0707182081 サンザシ幼果 06.06.23 早水公園
DSCN2675c サンザシ熟果 15.10.21 早水公園
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R0019083 サンザシ熟果 17.10.05 早水公園
R0019036 サンザシ熟果 17.10.05 早水公園
R0019082 サンザシ熟果 17.10.05 早水公園
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