ツルウメモドキは、各地の山野に生えるつる性落葉低木ですが、テリハツルウメモドキは、九州と琉球列島の一部に生えるといいます。

 都城市早水公園を散策中、テリハツルウメモドキにたくさんのさく果がついているに気付きました。

 近づいて見ると、一部のさく果が裂開して橙色の仮種皮がのぞかせていました。
 その様子を撮影しましたので、とりあえず掲載しておきます。


 翌秋、黄色く色づいたさく果や裂開した橙色の仮種皮を観察しましたので、写真を追加しました(3~4段目の3枚)



【テリハツルウメモドキ(原色牧野植物大図鑑から)】
 九州と琉球列島の一部に生える落葉低木。
 中国大陸と朝鮮半島に分布の主体がある。
 茎はつる性。
 葉は互生し長さ3~6cm,幅2~4cm,だ円形,縁には低きょ歯があり,葉面は濃緑色,しばしば越冬して常緑となる。
 花は晩春。若枝の葉えきに集散花序を出し,淡緑色の花を数個つける。
 雌雄異株。
 雄雌花とも径5~6mm。がく片,花弁は5個ずつ。雄花の雄しべ,雌花の退化雄しべも5本。
DSCN4646c テリハツルウメモドキ 17.10.05 早水公園
DSCN4647c テリハツルウメモドキ 17.10.05 早水公園
DSCN5484c テリハツルウメモドキ 18.11.21 早水公園
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DSCN5480c テリハツルウメモドキ 18.11.21 早水公園
DSCN5485c テリハツルウメモドキ 18.11.21 早水公園
R0019065 テリハツルウメモドキ 17.10.05 早水公園
テリハツルウメモドキ  ニシキギ科 ツルウメモドキ属