ナガバノコウヤボウキの花は、【8月の花】 のページに掲載してあります。
2018年春、枝に残った果実の総苞片(4段目左の写真)を見かけたので、果実の観察のため、10月下旬、同じ場所を再訪しました。
写真のとおり、2年枝の節に並んで咲いていた白色の頭花は、白色の冠毛をつけた果実になり、並んでついていました。
よく見ると、総苞片は、まだ緑色をしていましたので、しばらく様子を見てみます。
【ナガバノコウヤボウキ(原色牧野植物大図鑑から)】
福島県以南,四国,九州,対馬に分布し,やや乾燥した山地に生える落葉性の小低木。
高さ1m内外。
コウヤボウキに似ているが,根茎は太く,全体にほとんど毛はない。
1年枝は卵形葉を互生し花をつけず,2年枝は節ごとに長楕円形の葉を束生し,秋に白色の頭花をつける。
和名は葉が長いという意味だが,葉の短いものもある。
ナガバノコウヤボウキ キク科 コウヤボウキ属
DSCN5066c ナガバノコウヤボウキ総苞片 18.04.04 早水公園
DSCN5388c ナガバノコウヤボウキ 18.10.25 早水公園
DSCN5381c ナガバノコウヤボウキ 18.10.25 早水公園
DSCN5383c ナガバノコウヤボウキ 18.10.25 早水公園
DSCN5384c ナガバノコウヤボウキ 18.10.25 早水公園