ノシラン種子

　あまりにも見事な色合いでしたので、撮影しました。

　草本ですが、【美しい実をつける木々】のページに番外編として、掲載しましたのでご理解ください。

　青藍色になるヤブミョウガの果実とは花序が違うので、県総合博物館に問い合わせたところ、ノシランでした。

　近くを探しましたが、他には見当たりませんでした。

　花期は7～9月とされているので、花は、今後観察したいと思います。

　果実状に見えますが、種子のようです。

　不思議なことですが、鮮やかな色の種子の写真を紹介している図鑑類はあまりありませんでした。

　林ややぶに生える多年草で、葉は線形で、長さ30～80㎝、幅1㎝内外、深緑色。厚く、光沢があり、縁はざらつきます。
　　花茎は、高さ30～50㎝。扁平で倒れやすいようです。

　秋に、加江田渓谷で、緑色の種子をつけた株を見かけましたが、翌年２月には全て落下していました。
　　
　06年3月、別な場所ですが、たくさんの種子をつけたノシランを見かけましたので、写真を追加しました（下の４枚の写真）。

　その後、ノシランの花も撮影しましたので、別ページに掲載しました。