コウゾ  クワ科 コウゾ属 別名 カゾ

 山地で野生化していますが、もともと製紙の原料として名のとおった落葉低木です。

 コウゾの花は、別途載せました。

 コウゾは、カジノキ(雌雄異株)とヒメコウゾ(雌雄同株)との雑種で、カジノキに近い種と、ヒメコウジに近い種があり、製紙の原料は前者で雌雄異株。
 後者は雌雄同株といわれています。


 この木は、花期に雌花序しかありませんでしたので、雌雄異株の雌株と思います。

 葉は互生し、長さ4〜12cm、細毛があります。

 若葉には深い切れ込みがあるといいますが、確認できませんでした。

 果実は球形に集まり、初夏には赤く熟します。

 甘くて食べられるそうです。

L605240 コウゾの実 05.6.5 みやまきりしまロード

L06256 コウゾの実 05.6.5 みやまきりしまロード

L06262 コウゾの実 05.6.5 みやまきりしまロード

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