ウリハダカエデ カエデ科 カエデ属

4月のウリハダカエデの花は、よく目立ちましたが、その後花がどうなったのか、消えるようになくなった株ばかりで、一向に分かりませんでした。
 
 ようやく6月になって、長大な翼果をぶら下げたウリハダカエデの雌株に出会いました。

 ウリハダカエデは雌雄異株ですから、4月に目立ったのは皆雄株だったとみえます。
 ちなみに、カエデ類は雌雄異株と雌雄同株のものがあり、イロハモミジ、コハウチハカエデは雌雄同株、ウリハダカエデ、コミネカエデは雌雄異株です。
 
 果序の長さは7〜10cm、翼は鋭角に開きます。

 近くにあるコハウチワカエデイロハモミジなどのカエデ類の翼果は、ほとんど目立たない小さいものですが、ウリハダカエデは長い果序が目立ちます。

 和名の瓜肌カエデは樹皮の肌がマクワウリの果実の肌に似ていることによるそうです。

L06732 ウリハダカエデ翼果 05.6.20 県道1号線 

L06741 ウリハダカエデ翼果 05.6.20 県道1号線

L06734 ウリハダカエデ翼果 05.6.20 県道1号線

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