シキミ シキミ科 シキミ属 別名 ハナノキ
シキミの花は、【3月の花】のページに掲載しましたが、同じ木の実を撮影しました。
山林中で多く見かける常緑小高木ですが、花の時期以外はなかなか気付きません。
墓地などに植えられるほか、公園などにも植栽されているようです。
高さ3〜5m、車輪状に分枝します。
葉は互生し、長さ4〜11cm、香気があります。
枝から抹香、樹皮から線香をつくり、仏前に供えるといいます。
和名は、果実がきわめて有毒なので、悪しき実、また臭き実、重実などの説があるそうです。
同属のトウシキミの実は、八角茴香と呼ばれ、香辛料として用いられるそうです。
えびの霧島山中のシキミは、花は平地に一ヶ月遅れでしたが、実も平地のものに比べると、まだ若い実という感じでした(最下段)。
L07368 シキミの実 05.7.15 220号線木花
L07345 シキミの実 05.7.13 県道1号線
L07367 シキミの実 05.7.15 220号線木花